写真提供:日刊スポーツ新聞社
スピードが勝るか、それともパワーが勝るか。ボクシング究極の難問にKO率87%無敗の若きチャンピオン
ローマン・ゴンザレスと3度目の世界奪取を狙う高山勝成が探究する一戦。1R〜5Rはカツナリのスピードボクシングが冴え渡りローマンのパンチが当たらない。
しかし命運を分ける6R、試合一ヶ月前に縫った古傷が開き出血。以降視界が奪われ接近戦を余儀なくされる。そして9R以降は激しい消耗戦。会場のボルテージは上がるが終わってみれば判定0−3でのプロとして痛い敗戦。明確に競り負けたと感じた試合でもあった。