
――高山選手を知ったきっかけは何ですか?
防衛していない段階、世界に飛び出している最中に知りました。初めて会った時、普通のボクサーとは違う感覚を感じました。ボクシングの選手をよく知っているわけではないですが、普通のボクサーはもうちょっと荒っぽい雰囲気をしているのではないかと思います。
第一印象は大人しい、人見知りするタイプかなと...。そう思って話しかけてみると、案外気さくな感じで、堅実にお話をされます。
――高山選手とのエピソード等ありますか?
高山選手の練習風景を中出さんに見させていただきました。硬くて重いサンドバックを試しに殴らせていただいたら、全く動かなかったんです。
でも高山選手が殴ると動くんですね。体はとても小さいのに意外とパンチ力があって、シャドーも素早くて、足で稼ぐ選手なんだなと思いました。
ボクサーって普通なら頭に血が登って闘う人が多い気がするんですよ。けれど、彼は常に冷静に素早くステップで対処する感じがします。
彼のパーティーに招待させてもらったことがあるんですが、見た目は普通なんですね。体が小さい人ですが、素晴らしい功績を残せている人だということがよく実感出来ました。
彼はとても努力家です。体が小さいからこそ、誰よりも努力をしているんだろうと思います。必ず成功をつかむ男です。
荒っぽいところがなく、目立たない選手ですが、小さいダイヤモンドみたいな選手です。
―― 一緒に応援するファンの方々、これからスポンサーを検討される企業様に
今まではスポットが当たらなかった選手です。
スポットライトを当ててあげられるようにしたい、もっと前に露出してあげたいな、と思いますね。
高山選手を見ていると分かることですが、高山選手は作られたパフォーマーではありません。
本当のボクサーです。彼という人間自身を見ていってもらいたいです。
――今後の高山選手に期待することはありますか?
大阪という場所に住んでいますが、日本を盛り上げて行って欲しい。
彼は世界に通用します。世界で通用する実力を持っています。
高山選手には残りのベルトを獲得し、今までにある記録を塗り替えていって欲しいです。
レポーター 赤西 (インタビュー日時 2013/11/12)