
――高山選手はどのような人物ですか?
元々友達からの付き合いでした。初めて世界チャンピオンになった頃から交流を深めていったのですが、全然チャンピオンに見えませんでしたね。強そうに見えなくて、腰も低くて...。ですが、偉そうな態度を取らないので、とても好感を持てますね。
当時から天然で、いじったら面白い人です。温厚なので、怒った様子を見たことないですね。ボクシングに対する姿勢はとても真面目で、4冠を目指して日々トレーニングに励み、体調管理にも気を使っています。真摯に取り組む彼を見ていると、どんな人でも応援しようと思いたくなりますね。
――今後、どのように頑張って欲しいですか?
高山選手に対するより、マスコミに対して言いたいのですが、もっと高山選手のことを取り上げて欲しいんですね。WBC、WBA、IBFの3つのチャンピオンに輝く偉業を成し遂げたのに、あまり取り上げていなかったんですね。だから、高山選手の活躍を知らない人が多いんです。それは非常にもったいないと思ったんです。
12月3日の亀田祭りは、高山選手の存在を世間に披露する絶好のチャンスだと思うんです。3つのベルトをとったチャンピオンを注目しないわけがないと思うんですね。これを皮切りにボクシングが活性化されたらいいなと思います。高山選手は、ボクシングを人気のスポーツとして盛り上げてくれるきっかけになるのではないかと期待しています。
――応援メッセージをお願いします。
高山選手は天然でいじられることが多い人です。しかし自分をしっかり持っている人なので、そのまま我が道を突き進んで欲しいと思っています。
チャンピオンであってもなくても、変わらずに友達付き合いを続けていきたいですね。
12月3日の試合は絶対に負けられません。全国に高山選手の名を知ってもらえるチャンスですので、自分のスタンスを貫きながら勝利して欲しいですね!
レポーター 赤西 (インタビュー日時 2013/11/6)